臨床検査科
臨床検査科について
臨床検査科のご紹介
臨床検査には検体検査と生理機能検査があり、検体検査では血液、生化学、一般、輸血、免疫、微生物、病理、生理機能検査では心電図、心機能、心臓超音波、呼吸機能、脳波、聴力検査などを取扱います。臨床検査科の臨床検査管理医が臨床検査全般の管理をしています。病理診断科では病理・細胞診専門医が組織・細胞診診断、剖検を行っています。臨床検査部では臨床検査技師が検査業務を担っています。2級臨床検査士(微生物、血液、血清、病理、循環生理)、認定輸血検査技師、緊急臨床検査士、細胞検査士、超音波検査士(循環器)、心電検査技師、危険物取扱者、NST専門療法士、糖尿病療養指導士、医療安全管理者、感染制御認定微生物検査技師などの専門資格も持っています。
当院の検査検体数は2023年度429,204件、検査件数は4,131,849件です。当直では夜間70~90名の患者さんに対応しています。病理検査では2023年度組織診4,776件、細胞診6,942件、剖検8件を取扱いました。
微生物部門では感染対策委員会の業務にも携わっています。平成20年には日本で初めて検出した細菌があり、論文となりました。病理部門では臨床病理検討会(Clinico-Pathological Conference. CPC)にて剖検症例の検討を行っています。輸血部門では自己血輸血の貯蔵や輸血施行状況による血液製剤適正使用に取り組んでいます。生化学部門では糖尿病指導などに関わっています。
認定施設としては日本臨床衛生検査技師会、日本臨床検査標準協議会により精度保証施設として認定されています。輸血部門では日本輸血・細胞治療学会I&A認証施設、病理部門では日本病理学会認定施設、日本臨床細胞学会認定施設となっています。