救急外来受診のご案内
救急外来について
救急外来は,休日や夜間に緊急性のある患者様を対象に診療を行う外来です。したがって,診察時の順番は通常の外来とは違って診療の緊急性の有無に応じて変わることとなり,必ずしも受け付け順ではありません。当番医師により緊急性が低いと判断された患者様には診療までにかなりお待ち頂くこともあることを御了承下さい。
当院では,緊急性の低い患者様には平日に開かれている通常の外来を受診することをお勧めしています。
また,救急外来では救急科医師や当直医が初期診療を行い,専門医師の緊急的診療が必要であると判断した場合に各科当番医師へ診療を依頼する形をとっています。初めから専門医師の診療を御希望なさる場合には各科専門外来を受診して下さい。
外来の受診方法
救急外来の受診方法
救急外来受診を希望される場合には,事前に電話で病院へお問い合わせ下さい。病状により当直医・担当医師が診療可能であるかどうかを判断します。
小児科救急受診について
産婦人科救急受診について
救急患者であれば、原則としてすべて受け入れていますが、当直時間帯は医師一人で、病棟患者の管理、分娩、外来と行うため、場合によってはかなりお待ちいただくことがあります。受診前にあらかじめ電話で連絡をお願いします。
尚、緊急避妊ピル(アフターピル)は休日、夜間の時間外では処方しておりませんので、午前中の外来に来院されますようお願いします。
救急外来を受診される患者さんへ
救急外来は、緊急疾患の有無を判断し、緊急の対応が必要な状況に対して悪化しないような必要最小限の検査・処置を行い、応急処置を行うところです。従いまして、以下のような対応となりますことをご理解お願いいたします。
- 診察の結果入院が必要と判断されれば、入院して治療を行います。
- 救急外来では確定診断がつかないことがあります。(確定診断は後日の専門科の受診後でないとわからないことがあります。)
- 確定診断がつかなくとも症状に対しての対症療法は可能です。
- 検査は応急処置に必要な必要最小限の検査しかできません。(日中の通常外来で行える検査がすべてできるわけではありません)
- お薬も必要最小限の処方となります。
- 確定診断や今後の見込みが診察時にはっきりしない場合には、診断書も記載できない場合があります。(後日専門科の診察の後に診断書の記載を行います)
- 救急外来の医師は必ずしも専門医ではありませんが、必要な対応は可能です。(必要があれば専門医と連絡を取り、その指示の下で対応いたします)
- 入院が必要な場合でも、当院が満床などで入院ができない場合には他院へ紹介する場合があります。
救急外来におけるトリアージについて
当院の救急外来では、2013年10月より院内トリアージ実施料の算定をおこなっております。
救急外来を受診される初診の患者さんに、トリアージ実施料300点が診療報酬として加算され、3割負担の方は900円、1割負担の方は300円が診療費に含まれております。
トリアージってなに??
- 院内トリアージとは、診療前に専門知識を持った看護師が患者さんの状態を評価し、緊急度を判断し、緊急度の高い患者さんから治療を行う仕組みです。
- 救急車で来院された患者さんを含めて、必ずしも受付した順番での診察にはならない場合があります。
救急外来受診時のお問い合わせ先
電話 0297-74-5551(代表)
こちらにお電話の上,お名前・年齢・性別・症状や,当院への通院歴がある場合には通院の科や病名,診察券番号など必要な情報をお知らせ下さい。