透析センター
透析センターのご紹介
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透析センターでは、約200名の患者さんの血液透析や腹膜透析、医師や看護師、管理栄養士による指導や相談を行っています。 当院通院中の患者さんだけでなく、近隣の透析クリニックから入院される患者さんも積極的に受け入れています。 血液透析以外にも持続的血液透析濾過、血漿交換、血液吸着等の特殊血液浄化や腹水濃縮還元も対応しています。 |
血液透析
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血液透析は、主に体外に血液を導き出し、ダイアライザーと呼ばれる人工腎臓の透析膜を介して、拡散やろ過のしくみを用いて、血液と透析液の間で物質(毒素)や水分を移動させ、血液をきれいにします。血液透析機器は、On-Line HDFのできる機器5台を含めて59台あり、午前と午後の2回、各40~50人の患者さんの治療を同時に行っています。 |
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腹膜透析
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腹膜透析は、家庭や職場で出来る透析治療です。お腹に入った管(カテーテル)を使ってお腹(腹腔)に透析液を一定時間貯めてから身体の外に排液することで、老廃物や余分な水分を除去します。透析センターでは腹膜透析担当ナースを配置し、透析手技や日常の注意点などの指導相談に対応しています。 |
透析療法選択面談
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患者さんの腎臓の機能が徐々に減り、元気に生活するには不十分になってきたら、透析治療や移植について考える必要があります。「外来診察時間内ではゆっくり話が聞けない」「透析と言われて不安でいっぱい」と言った患者さんに、専門の看護師が患者さんの不安な気持ちを聞きながら、時間をかけて説明をします。また、糖尿病性腎症の患者さんへの生活指導も行いますので、外来で主治医にご相談下さい。 |
チーム医療
透析センターでは、医師や看護師だけでなく、臨床工学技士、管理栄養士も関り、また病棟看護師や訪問看護師、リハビリセンター、ソーシャルワーカーとも連携を取っています。週に1度のカンファレンスで情報を共有しながら患者さん個々の「元気な生活」を目指します。
また、2014年4月からは腎臓内科病棟と透析センターが隣接しました。この環境の利点を活かして連携をより強化し、初期の腎臓病患者さんから長期の透析患者さんまで、質の高い医療・看護を提供していきます。
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透析中にベッドサイドで栄養指導 | 透析カンファレンス |
透析患者向け非常食5ヶ条
透析患者向け非常食 5ヶ条 PDFをご覧ください
臨時血液透析をご希望の方へ
当院では、仕事や旅行等での臨時透析を受け付けています。
電話またはFAXにて申し込み下さい。TEL:0297-74-5551(代)、FAX:0297-72-6603
FAX用臨時透析申し込み用紙
•現在透析をされている施設へ透析条件等の書類の作成と当院へのFAXをお願いして下さい。
- 直接透析センターにお越し頂き、透析センタースタッフまでお声を掛けて下さい。ロッカーの案内をいたします。(入室時間の10分前までには来院下さい)
- 入室時間の目安 午前 9:30~10:30 午後 15:30~16:30
- 透析開始前に保険証等を提示して下さい。
- 透析後、当日分の透析記録をお渡しいたします。
- お会計のある方は後日、振込用紙をご自宅に送付いたしますのでお振込み下さい。
- パジャマ、タオル
- 止血ベルト等、透析に必要な物
- 当日分の内服薬(当院でのペンレステープやお薬の処方は出来ません)
- 診察券(お持ちの方)
- 元の透析施設からの透析記録などのお手紙
- 保険証・特定疾病療養受療証・〇福受給者証(お持ちの方)
- TV、ラジオ、メディアプレーヤー等を使用される方は必ずイヤホンをお使い下さい。TV(DVD)の使用にはテレビカードが必要になります。透析センター待合室でご購入下さい。1Fエレベーター前で払い戻しも出来ます。
- 食事はご自身でご用意下さい。
- ベッドの空き状況によりご希望に沿えない場合があります。
- 重症患者さんが多い場合、入室時間や穿刺時間が遅れる事があります。
- ご変更があった場合は、早めにご連絡下さい。
〒302-0022 茨城県取手市本郷2-1-1
JAとりで総合医療センター
TEL 0297-74-5551(代) FAX 0297-72-6603(新棟3階透析センター直通)
受付時間 平日 9:00~17:00 担当 髙橋まで
被災された方へ
災害に遭われ、外来通院されている透析施設と連絡が取れなくなったり、透析が困難になった場合には当院へご連絡下さい。受け入れのご相談をさせて頂きます。