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診療・部門について

医師のご案内

氏名役職専門医・資格など
奥野 哲男
(おくの てつお)
部長 博士(医学)
東京医科歯科大学医学部 臨床教授
日本泌尿器科学会 専門医/指導医
日本ミニマム創泌尿器内視鏡外科学会 施設基準医
川村 尚子
(かわむら なおこ)
科長 博士(医学)
日本泌尿器科学会 専門医/指導医
東京医科歯科大学医学部 臨床講師 
藤原 基裕
(ふじわら もとひろ)
医師  
岩井 安芸
(いわい あき)
非常勤  

森山 慎吾

(もりやま しんご)

非常勤  

戸出 真宏

(といで まさひろ)

非常勤  

田邉 健児

(たなべ けんじ)

非常勤  

泌尿器科について

泌尿器科のご紹介

泌尿器科では、尿路(腎臓、尿管、膀胱、尿道)、男性性器(前立腺、精巣)、後腹膜臓器(副腎)などの病気を診療しています。主な泌尿器科疾患と当院での対応を概説します。

 

前立腺癌

前立腺癌はPSA検査の普及により症例が増加しており、当院でも年間約90人の患者さんが新規に診断されています。前立腺癌の診断は、前立腺針生検による癌組織の検出により確定します。前立腺針生検は、当院では通常一泊二日入院で、局所麻酔下に会陰(陰嚢と肛門の間)より生検針を刺入し、十数本の組織片を採取して行います。前立腺癌の治療は、前立腺全摘手術、放射線治療、ホルモン療法などがありますが、年齢・癌の悪性度・合併症等を考慮し、患者さんとの相談の上、決定します。前立腺癌の早期診断のためには、50歳以上の方は1~2年に一度のPSA検診が重要です。

膀胱癌

 

膀胱癌は、血尿を契機として発見されることが多く、最近は、腹部エコーなどの検査により偶然発見されるケースも増加しています。膀胱癌の治療は、まず、尿道からの内視鏡による切除手術(TUR-Bt)を行い、癌の悪性度や進達度により後療法が必要かを考慮します。筋層浸潤以上の進行膀胱癌の場合は膀胱全摘術の適応になりますが、高齢の方、合併症のある患者さんには相談の上、放射線化学療法による治療も行います。上部尿路癌(腎盂尿管癌)の治療は、原則として病気側の腎尿管全摘手術が行われます。

浸潤性膀胱癌に対する膀胱温存療法

浸潤性膀胱癌の標準的な治療は膀胱全摘除です。膀胱全摘は長時間の大きな侵襲を伴う手術であり、また、尿路変向術(回腸導管造設術,自排尿型新膀胱造設術など)が必要となります.尿路変更を行うと、生涯にわたり排尿を管理するための器具や装具が必要となります。
私達は,浸潤性膀胱癌の患者さんのうち膀胱を摘出せずとも完治が可能であると判断される患者さんに対して,放射線と化学療法を組み合わせ膀胱を温存する治療を行っています。

膀胱温存療法の対象となる患者さんは、膀胱以外の臓器に転移がなく、膀胱全体に癌が広がっていないこと、上皮内癌がないこと、放射線化学療法で効果が認められること、などの条件があります。詳しくは担当医とご相談ください。 

 

前立腺肥大症・過活動膀胱による排尿障害

前立腺肥大症は50歳代以上の男性に頻度の高い疾患で、進行すると排尿困難・頻尿等の排尿症状を呈し、日常生活に支障が生じるようであれば治療の対象になります。まず、α1ブロッカーなどの内服による治療を行いますが、奏功しない場合は、経尿道的前立腺切除術(TUR-P、1週間程度の入院)や前立腺を縮小させる内服治療を行うことも、しばしばあります。過活動膀胱は、尿意切迫感、頻尿を主体とする病態です。特に原因疾患がない場合は、抗コリン剤の内服による治療が行われます。

尿路結石・その他

体外衝撃波結石破砕術:ESWL (Extracorporeal shock wave lithotripsy)
ESWLとは衝撃波を使用して体外から尿路結石を砕く方法です。内視鏡を挿入せず、皮膚も切らずに、寝そべったまま治療ができます。体への負担は少なく、麻酔も必要ありません。治療時間は一時間程度で、原則として入院の必要はありません。

 

その他

腎盂腎炎、急性前立腺炎等の有熱性尿路感染症は、炎症の程度に応じ、通院または入院治療を行います。

女性泌尿器科外来について

女性泌尿器科のご紹介

泌尿器科疾患でお悩みをお持ちの女性の方の為に、「女性泌尿器科外来」という専門外来を2017年5月より開設しました。第1・第3・第5木曜日の午後に診療いたします。
女性医師、女性看護師が対応いたします。

 

トイレが近い、尿が漏れる、尿が出にくい、膀胱炎になりやすい、などの悩みをお持ちではありませんか?女性泌尿器科外来では、いつまでも女性が若く元気でいられるようお手伝いができればと思って診療いたしております。
以下のような疾患を主に診察しています。TVT手術、TOT手術、TVM手術、膀胱水圧拡張術なども行っておりますのでお気軽にご相談ください。

  • 尿漏れ:腹圧性尿失禁、切迫性尿失禁
  • 頻尿、尿意切迫:過活動膀胱
  • 尿が出にくい:排尿困難
  • 膀胱や子宮が出てきた:骨盤臓器脱
  • 頻尿、腹痛:間質性膀胱炎

一般的な泌尿器科疾患(血尿、尿路結石、泌尿器科癌など)の診療も行っております。

診療統計

年度別手術件数

( )は、その内のミニマム創手術件数

 年度 2012 2013 2014 2015 2016
腎・副腎          
・経腰根治的腎摘

6

(6)

7

(7)

13

(13)

8

(8)

6

(6)

・経腹根治的腎摘 2 1 1 2 1
・腎部分切除

2

(2)

3

(3)

9

(8)

8

(8)

2

(2)

・副腎摘除

1

(1)

1

(1)

0

1

(1)

1

(1)

腎盂・尿管          
・腎尿管全摘

4

(2)

5

(2)

8

(6)

12

(9)

13

(9)

・経尿道的尿管結石破砕 0 0 1 0 0
・尿管ステント留置 26 45 57 37 42
・腎盂形成 2   0 0 0
・腎瘻造設   7 4 4 4
・尿管修復      

2

 
膀胱          
・膀胱全摘 2 2 7 4 5
・膀胱部分切除 5 0 0 2 0
・経尿道的膀胱腫瘍切除 71 58 95 121 105
・経尿道的止血 2 0 0 2 2
・経尿道的膀胱砕石 4 1 3 20 22
前立腺          
・恥骨後式前立腺全摘

21

(21)

23

(23)

33

(33)

23

(23)

22

(22)

・経尿道的前立腺切除 30 35 29 32 24
精巣・陰嚢          
・高位精巣摘除 4 3 1 3 1
・精巣捻転手術 1 6 3 6 3
・停留精巣固定 0 0 0 0 0
・両側精巣摘除 7 4 2 2 7
・陰嚢水腫・精液瘤手術 2 5 5 5 6
・陰茎陰嚢外傷       2  
その他          
・尿失禁手術(TVT手術) 0 2 0 4 0
・包皮環状切除 7 3 0 1 3
・その他 2   14 7 1
合計

202

(33)

226

(36)

286

(60)

310

(49)

270

(40)

体外衝撃波結石破砕術(ESWL) 215 325 379 270 151
入院前立腺生検   168 213 197 184