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診療・部門について

医師のご案内

氏名役職専門医・資格など
南家 秀樹
(なんけ ひでき)
部長 東京医科歯科大学医学部 臨床准教授
日本整形外科学会 整形外科専門医
日本脊椎脊髄病学会 脊椎脊髄外科指導医
日本整形外科学会 脊椎脊髄病医
鈴木 康司
(すずき こうじ)
部長 博士(医学)
日本リハビリテーション医学会 認定臨床医/専門医
日本整形外科学会 認定医/リウマチ医
日本リウマチ学会 専門医
日本リウマチ財団登録医
第37回義肢装具等適合判定医師
青山 広道
(あおやま ひろみち)
科長 日本整形外科学会 整形外科専門医 認定スポーツ医
日本手外科学会 認定 手外科専門医
千葉 雄一
(ちば ゆういち)
医師  
長谷川 翔一
(はせがわ しょういち)
医師  

 

整形外科について

整形外科のご紹介

整形外科は外傷(骨折、脱臼、捻挫など)と運動器疾患(腰痛、関節痛など)を診る診療科です。 現在5名の医師が診療に当たっており、うち3名が整形外科専門医である。鈴木部長が膝、股関節疾患(変形性関節症、大腿骨頭壊死など)を、南家部長が脊椎疾患(頸椎腰椎ヘルニア、脊柱管狭窄症など)を、青山科長が上肢疾患(手外科疾患、肘、肩関節疾患など)スポーツ疾患(野球肘、投球障害肩など)を中心に診療を行っている。 外傷に関しては全ての医師で協力して診療を行い、2011年度は約600件の手術を行った。また鈴木部長はリハビリテーション科部長も兼任しており、リハビリスタッフとの連携で早期退院、早期社会復帰を目標に治療を行っている。

股関節

 

1994年から股関節専門医が勤務しており、年間約30例の人工股関節置換術(人工骨頭置換術を含めると年間約70例)を施行しています。低侵襲による手術は2001年から導入しています。当院だけにかぎれば約600名の手術さえたかたがいます。

これまでの人工股関節の手術の平均時間は約85分です。手術されたかたの平均年齢は64歳です。80歳以上の高齢の方も50名の手術経験があります。
現在、人工股関節は主にセメントを使わないかたが90%、セメントを使うかたが10%程度の割合です。骨の形にあわせて、最も適するタイプを選択しています。手術時の出血対策として、ほとんどの症例で、通常は1回(400ml)の自己血貯血(献血で貯血するのと同じ量)で対処しております。
人工股関節の手術合併症で注意すべきは脱臼、感染、エコノミークラス症候群です。
脱臼率は数%です。急性期の感染により再手術例はありません。エコノミークラス症候群で肺梗塞を発症されたかたは1例です。
手術後の平均的な経過は手術翌日に歩く練習(リハビリ)がはじまります。10日程度で杖での歩行に移行し、入院期間は手術後3週間を目標にしています。3週間に設定している理由は、術後感染の経過をみること術後の貧血のピークは手術後2週程度であること、この手術の重篤な合併症である、いわゆる“エコノミークラス症候群”の経過をみるためです。ご希望あれば10日程度で退院される方もいらっしゃいます。退院後に通院でのリハビリを継続される方もいます。
退院後の医師の診察は退院後約1ヶ月で受診して頂き、その後は最初の1年間は3ヶ月おきに定期健診して頂き、手術後1年経過すると安定してきますので、年に1-2回のフォローアップとなります。
20年での再置換率(入れ直しの手術の割合)は
人工股関節の長期成績について詳しく、人工股関節後の長期的なアドバイスができます。

 

肩関節疾患 ~肩の痛みについて~

よく五十肩という言葉を耳にしますが、夜に肩が痛くなって寝られなかったり、

何か動作をするときに痛みが続いている。また肩が上手く動かせなくなっているのに歳だから仕方がないと思って放置していないでしょうか?
いわゆる五十肩と言われるものは厳密には、腱板断裂、拘縮肩、石灰沈着性腱板炎、変形性肩関節症などに分けられ、それぞれ治療の方法が異なってきます。
スポーツをしていて、何度も肩を脱臼したり、脱臼しそうで不安な感じが続いたりはしてないでしょうか?  また野球などで投球した際の痛みを抱えたりはしてないでしょうか?
いずれも正しく治療すれば、早期に改善する場合もあります。
ぜひ一度ご相談ください。

 腱板断裂 

肩関節内にある筋肉と骨をつなぐ腱が断裂した状態です。 年齢を経て断裂する場合と1回の転倒で発生する場合があります。 多くの場合は注射やリハビリで改善しますが、関節鏡を使った手術で断裂部を修復した方がよい場合があります。また断裂部が大きく修復が難しい場合でも人工関節を用いた手術を行うことで症状は改善します。

図1 図2 図3 1 図4

 反復性肩関節脱臼 

5

数回肩関節の脱臼を繰り返すことで、肩関節を安定させる関節唇が損傷され、脱臼を繰り返したり、脱臼不安感が生じます。 こちらも関節鏡を使った手術とリハビリテーションで症状は改善します。

 

 

 

絞扼性神経障害 ~手のしびれについて~

手が痺れる理由はいくつかあります。 脳や頸椎が原因となることもありますが肘や手で神経が圧迫されて症状が出る場合もあります。その場合は痺れる部分に決まりがあって、母指から環指までは痺れるけど、小指は大丈夫だったり、その逆で環指小指は痺れるけど、他の指は大丈夫だったりします。 また、手指の細かい作業(例えば ボタンかけ 箸、書字など)がやりづらくなることがあります。

上記のような症状の場合、神経の圧迫を解除すれば症状が改善する場合があります。

 

手根管症候群

手首の部分で、正中神経が圧迫されて発症します。 主に母指~環指まで痺れ、朝が特に症状が強いことが多いです。女性に多いのも特徴です。症状が進行すると母指球筋(母指の付け根の筋肉)が委縮して、物をつまむのが困難になります。15分程度の手術で神経の圧迫を解除すると症状は改善します

 

肘部管症候群

肘の内側で尺骨神経が圧迫されて発症します。主に環指小指が痺れます。男性に多いのも特徴です。症状が進行すると骨間筋(母指と示指の間の筋肉)などが麻痺し、ものをつまんだり、握力が落ちたり、じゃんけんのパーが上手くできなくなったりします。症状が悪化しすぎると手術しても完全な回復が得られないこともあり、早期診断早期治療が大事な疾患です。手術は神経圧迫の原因となっている肘の部分の骨を削ったり、神経の走行を変えることで圧迫を解除し症状を改善させます。

手関節、指関節疾患 ~手首や指を使った際の痛み~

手首や指を使った際に痛みがでることがありませんか?

痛みの原因は腱鞘炎であったり、関節の変形であったり、靭帯の損傷であったりと様々です。まずは正確に診断を行い、適切な治療を行うことが肝心です。

 

母指CM関節症

図7 母指の付け根の部分の痛みで、進行すると見た目も変形してきます。
原因は関節の変形によるものです。 最初は瓶のふたを時のような力を入れる動作で痛みを自覚し徐々に軽作業でも痛くなります。
初期の場合は安静固定をするだけで、症状は軽くなりますが、痛みが強い場合、関節注射や装具療法を行います、さらに仕事や日常生活に支障をきたすようなケースでは手術療法を行うこともあります。

腱鞘炎

腱鞘炎はその名の通り、腱鞘でおこります。 主におこる場所としては手関節の母指側(ドゥケルバン病)と指の付け根(ばね指)の2か所です。
腱鞘炎は手や指を酷使する人がなるものだと思われていますが、決してそんなことはありません。特に女性は誰でもなりうる病気です。
ばね指は指を曲げるとばねのようにカックンとなったり、指の第2関節(PIP関節)が伸びなくなったりします。
いずれも、注射を行うことで、症状は改善します。ただし再発を繰り返す場合には手術を行うこともありますが、10分程度の日帰り手術です。

 

へバーデン結節

指の第1関節が複数痛くなって、腫れて太くなる疾患です。
中高年の女性に多く発症し、リウマチを心配して受診される方が多いですが、
指の変形性関節症です。
多くの方は変形は改善しませんが、痛みは落ち着きます。ただし中には痛みが長く続く方がおり、その場合は手術療法を考慮します。

診療統計

手術件数(2014年度)

上肢
271例
外傷 156例
鏡視下手術 5例
変性・炎症性疾患 34例
抜釘 52例
腱鞘切開 18例
その他 6例
脊椎
63例
頚椎 11例
胸椎 4例
腰椎 4例
抜釘・その他 48例
股関節
152例
外傷 121例
THA  23例 
抜釘 3例
骨切り 0例
その他  5例 
膝関節・足
117例
外傷   66例
   
ACL  2例 
その他鏡視下  3例 
TKA  9例 
抜釘 32例
その他 5例
腫瘍
10例
良性 10例
悪性 0例

その他

2例

外傷 2例