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第83回関東農村医学会学術総会

             

 

 

 

 

 

第83回関東農村医学会学術総会 
学 会 長  冨 滿  弘 之

(関東農村医学会 理事長・
JAとりで総合医療センター 病院長)

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 このたび、第83回関東農村医学会学術総会を2025年7月26日(土)に、つくば国際会議場にて開催させていただくことになりました。ご多忙の中ご参集くださる医療従事者の皆さまのご期待に応えるべく、充実した学術大会となるよう準備を進めてまいります。

 

 今回のテーマは「理解して前に進む」としました。もう少し詳しく言うと「状況を正しく理解・分析して、自信をもって前に進もう」になります。これはコロナ禍の第一波、COVID-19が異常なまでに恐れられていた時、経験のない病気と対峙する当院職員を鼓舞するために使っていた言葉です。コロナ禍は終了しましたが、医療を取り巻く環境は常に激変し続けています。医師の働き方改革が始まり、更に診療報酬改定2024で病院は非常に苦しい状況に追い込まれています。全ての病院で運営が苦しい中、各病院は状況変化の本質や影響を分析し、一方で自分たちの能力も理解した上で対策を練り、現状打開のために日々努力されていると思います。その方策はきっと他の病院にも適合することが多く、有用な情報になるはずです。皆さまが積極的に情報を本会に持ち寄ってご発表していただくことで、有意義な学会になるだけではなく、本会に参加する部署、病院が一丸となって力強く前進・発展する機会になると信じています。多くの方がご参加され、勉強していただけましたら幸いです。

 

 シンポジウムは「病院における事務の力」をテーマとして、病院運営の状況分析と対策作りを行っている事務職に焦点を当て、各病院の現状打開策について学びます。特別講演はNPO法人PADM(遠位型ミオパチー患者会)代表で、NPO法人ウィーログ代表理事でもある織田友理子先生に「今を生ききる~難病・障害と共に~」というタイトルでご講演いただく予定です。特別講演を含めた学会終了後には、参加者全員が前を向いて歩こうと実感できる学会を目指して準備いたします。
 また終了後に、6年ぶりとなる懇親会を会場内レストランで開催いたします。多くの方にご参加いただき、有意義な情報交換、親睦を深める場にしていただきたいと思います。